抄録
// タイトルと内容が全く違うカオスな日記でも、構造性を持たせると検索効率改善するらしい。
という事で、テストで上部に目次を挿入してみた。
まとめサイトとかの最初に目次があるのは親切心じゃなく、SEO 対策らしい。
とにかく、内容の要約の要素の列挙がないとまともなページ扱いしないらしい。
難儀やな。 論文ちゃうねんぞ。 LaTeX 思い出すわ。
懐かしくなって、外付け HDD 漁ったら、英語で頑張って書いた修士論文の要約出てきた。
人生で一番頑張ったの、やっぱ院生時代やろな……。
// スマホにしてから、SD カードの便利さに気付いた。
ガラケー時代は、そもそも SD カードに入れるほどのでかいデータすら無かった。
ネット繋がらなくてもデータのやり取りができる、大事やな。
// 最近の私の牛丼の定番。
並盛、つゆ抜き、ネギだく、おんたま、みそ汁、テイクアウトで。
サラダは、スーパーで買っておいたカット野菜で。
人間、これだけで幸せだな。
// steam でゲームやるようになって目につく、ナラティブ。
物語と訳されるが、ゲームジャンルとしてはまたちょっと違う。
ストーリーと対比されがちで、
ストーリーが一本道なのに対して、ナラティブは行動により感じ方が変わってくる。
ストーリーが映画なら、ナラティブは体験。
ストーリーが道路なら、ナラティブは足跡。
ストーリーは用意された話をじゅんぐり見ていく物。
ナラティブは体験の積み重ねにより浮かび上がってくる物。
広大なオープンワールドで自由に探索するのもナラティブだし、
「俺の屍を越えてゆけ」みたいな自分だけの家系図もナラティブ。
ナラティブ流行りすぎだよな、海外ではナラティブ主体だし。
でも、ストーリーあってのナラティブだよな。
ストーリーに合った広さ・深さのナラティブを提供してほしい。
// 見た映画・DVDの感想。
・リバー、流れないでよ 「サマータイムマシン・ブルース」で有名な「ヨーロッパ企画」のオリジナル映画。
老舗旅館の周辺が2分間を何度も繰り返してしまう現象に巻き込まれる。
紹介いわく、タイムループコメディ。
ジャスト2分で記憶以外が初期位置に戻ってしまう、ループ。
内容如何より、何度も同じ行動させられる役者の気が滅入りそうだなと思った。
何十回やっても抜け出せないから精神がまいったり、言い争ったり。
本編86分、ずっとループし続けます。
でも終わりは何か消化不良というか、急に終わる感があった。
もう1回ループして、あと1回取っ散らかってからラストランしても良かった。
物語を楽しむのではなく、特殊な撮影ギミックと、
それを頑張って撮影したよというドキュメンタリー的な内輪ネタ映画。
良くいうなら、こういう緊急事態かつ束の間の猶予があると、
人って本音で話せるよな、としみじみ思えてはくるかもしれない。
ちなみに、舞台となった旅館は、主演役者のガチの実家。
・クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的 店を出た客がどこからか狙撃され、街の人々も一瞬で消えた。
店に残された者たちは何が起きているのか疑心暗鬼に。
これはテロなのか、それとも社会実験? っていう。
スリラーというか、まぁなんだ、ディザスター(パニック)映画。
ジャンルをいうとネタバレになるんだが、
そもそも映画開始1秒でネタバレされるから、隠す意味もないというか。
邦題が悪い、明らかに狙って勘違いさせてる。
そのネタバレを踏んだ上で、私は見た。
勘違いさせはするが、それなりに楽しめる部分もあると期待して。
ネタバレ事象により登場人物が順番にパニックになっていく、だけ。
特に予想を裏切る展開は出てこない。
そして何も解決しないし、何も説明されない。
良かった点は2つだけある。
讃美歌の Shall We Gather at the River? が引用されてる所。
うわぁ、スペインだとちゃんと実際に知られてるんだ、と感激した。
知らない人はググって。 有名なあの曲だよ。
もう1点は、エンドロールがちょっと格好良かった。
こういうシーンはよくあるが、しっかり長くやってて、
しかも大人数が参加してて、格好良さと哀愁と滑稽さみたいなのが表れてる。
このエンディングが本編であとはオマケだろって思えてくるほど。
退屈、ではないので、作業用 BGM には使えそうな映画。
と、ここまで書いた所で、海外の評価が高いのが気になった。
どうやら、政治風刺、皮肉、ブラックジョークが評価されてるようだ。
日本人だと気付かず、ただ不愉快、気色悪いで終わるが、
ヨーロッパでは巨悪や危機に対しての防衛策としての皮肉、という文化が根付いているという。
日本は安心の中での笑いを好むが、
ヨーロッパはあえての危機を冷笑したり強者の前で反対の事を言ったりがウケる。
作中でロクに説明されない部分も政治風刺、痛々しいシーンも冷笑らしい。
そうなるとエンディングの意味も変わるのかな。 文化の違いってすさまじい。
カルチャーショックを味わいたいなら是非ご覧あれ。
・ドライヴ ちょっとオシャレなカーチェイス・クライムサスペンス。
昼はカースタント、夜は強盗の逃がし屋の無口な主人公。
音楽に合わせてシーンが変わったり動いたりする系の演出。
いうてそこまで派手なのじゃなく、静かに流れる感じ。
カーチェイスも3回しかないし、派手でもない、頭脳戦メインに近い。
でもそんなに物足りないとは感じない。
エンジンが爆音を上げてるのに、静かだな、が印象に残る。
スピード感と音楽のテンポじゃなく、間と無音が響く。
顔潰れるぐらい殴ったり千切れるぐらい首刺したり、
冷静になると意味分らんシーンとかあったり、
日本語吹き替え版 DVD なかったり、と色々不満はあるんだが、
おとぎ話みたいな不思議な雰囲気のちょっとオシャレ感ただよう映画。
見なくても損は無いが見ても損は無さそう。
・16ブロック たった1.6km先の裁判所へ目撃証人の囚人を護送するアクション・スリラー。
20年前のばりばり元気な時代のブルース・ウィリス主演。
アル中かつ事件で負傷して足も引きずっている窓際不良中年刑事。
本当にひっどいだらしない刑事を怪演。
だが、悪徳刑事から暗殺を狙われている囚人を命がけで護送する。
めちゃくちゃコンパクトな街中のみで進行するんだが、その分色々詰まってる。
派手さは一切無いが、絶望的な包囲網からの逃走劇、
キャラが対比的なバディ会話劇、足引きずってるが故に知恵で出し抜く格好良さ、
そして、結末に待っているドラマ。
海外では不評だけど、日本では色んな人に名作と褒めたたえられてる1本。
アクションしないブルース・ウィリスは見たくない、という人以外全員にオススメ。
あとブルース・ウィリスは左利きな所が良いんだよな。
それがトリックになってる映画あるぐらいなんだから。
・ユージュアル・サスペクツ どんでん返し、最後に全てがひっくり返る、であまりにも有名な30年前のサスペンス映画。
ミステリー技法が使われてる古典なので、後学のために見ておきたかった。
それを知って見ると面白さをほぼ感じられないので、見かたの提案もしたい。
話は。
船の爆破事件が起き、犯人グループの唯一の生き残りが刑事にあらましを説明する。
過去何があってこの事件を起こしたのか、他のメンバーはどうなったのか。
その裏には伝説の正体不明の犯罪者カイザー・ソゼが関わっていた。
どんでん返しされても、結局何があったのか分からず仕舞いで消化不良になる。
どんでん返し一本勝負が否めず、作中で事件解決は全くしない。
2回目を見たら楽しめるとかありふれた事ではなく、ソゼの犯行動機の観点で見たい。
ソゼの狙いは何か。 自分の正体を隠す事が目的だったのではないか。
正体不明を完璧に貫く事で恐怖を煽り、その支配を絶対の物にしたかったのか。
いや違う。 過去や今回の事件で幾度となく顔を見られ逃げ出した生存者がいる。
そうする事で警察や小悪党たちを翻弄し出し抜く事を楽しんでいるのではないか。
これこそが第一目標なのだろう。
現に正体不明の手口は、人相書きが警察に渡った事で、もう今後は使えなくなっている。
という方向性で見ると面白さは残るんじゃないかな、という提案。
実際この映画、評価は悪い。 ミステリー風だがフェア性に欠いているから。
警察に入ってくる情報と、我々が見ている映像は、全く別物でその説明もなされない。
ソゼの翻弄により事件の真相が明かされない所も不評を買う。
ただし、その脚色された部分の映像が、
観客を取り込むためにクライム映画として王道を詰め込んでいる。
なので、どんでん返しさえ無ければ、面白く見てられる。
どんでん返しのせいで虚無に落ちる。
小悪党の中に明らかに人殺しまくってる化け物おるのも、なんかおもろい。
そんなネタバレ踏んでてもそれ以外で楽しめる変わった映画。