BLOODの小説2冊読了。
現アニメ監督さんのほうは、ハジの元キャラが出てるだけに雰囲気はアニメに似てる。 故に、まぁ軽さがある。 愛がわかりやすい形で表現されてるので、良い話ではある。 しかしどうやら、小夜の生みの親はこの人らしいので、これもまた小夜の1つの顔なのかもしれない。
押井守のほう。 こっちはもうバリバリ。 終始頑なまでに、映画の雰囲気。 小夜の設定とか結構書かれているので、今更へぇーと思った。 ゲームをやっていないので実際の所はわからなかったもので。 どうやら小夜は翼手と人間のハーフ、の完成体らしい。 映画では彼女を唯一のオリジナルと言っていたが、これはハーフオリジナルって意味なんだろうか。 玉置の漫画ではもう1人の完成体が登場するわけで、なるほど、です。 翼手が人間への擬態メカニズムは、体の伸縮のようで。 そのために骨格・筋肉・関節が人間とは別。 哺乳類特有の脂肪が移動する事も一役買っているのかもしれない。 そして翼手は、コウモリからの進化ではなく、人間同様の進化過程を経ているのだそうだ。 世界最強の霊長類、人間を狩る存在。 効率よく血液を搾取するため、人間に擬態する。 まぁ、アニメとは全く違う設定。 でも映画でも小夜の血で翼手をパリパリにしてたな。 殺すには大量出血か頭を落とすかだけど。 で、話の中身は本当に押井流で、イノセンス-攻殻+BLOODってな感じ。 頭痛くなるほどあんな知識が1章分とうとうと続く。 でも殺伐としていてきな臭い、BLOODの理想像をやっているので私としては好感。 やっぱBLOODは良いですね。 反世的であり世を牛耳りつつも世に抗えない、そんな悲しさ。 最高。
ついでに、VP2。
ちょっとやろうか、と低フェリアのレベル上げをやっていたのだが。
アストラルメイズでゲームオーバー。 なんでやねんっっ!!
クイーンの時は耐え切ったくせに、なんで3時間もレベル上げてからこうなるのさ!
思わずコントローラ投げた。 もちろんセーブはしていない。 しばらくやらない。