有限会社「株式会社・アデナック」

キャラ紹介
日野浦（ﾋﾉｳﾗ） ：♀　だらしない　盛り上げ担当
金枝　（ｶﾅｴﾀﾞ）：♂　適当社長　おんな言葉
江月　（ｴﾂﾞｷ） ：♂　裏返しな冷徹ツッコミ
土井原（ﾄﾞｲﾊﾗ）：♀　おしとやか　実はマニアック
関水　（ｾｷﾐｽﾞ）：♂　物静か　イケメン


日野浦「あぢぃ～。社長ー、この部屋暑いですよー、いい加減クーラー買いましょうよー」

金枝　「何言ってるの、日野浦ちゃん。うちにそんなお金はありません」

日野浦「でも暑いっすよー、何とかしてくださいよー」

金枝　「大丈夫よ。
　　　　この前2chでね、扇風機2台を有効活用すれば涼しくなる、ってあったの。
　　　　見なさい、この部屋には何台あるの？　3台よ！　へっちゃらね！」

土井原「でも有効活用できてないわね…」

江月　「ってか2ch見てんのかよ」

日野浦「涼しくないっすよー、社長ー。そうだ、前の仕事で入ったお金は？
　　　　あれはどこっすかっ！？」

金枝　「…おぉ？」

江月　「おぉ？　じゃねぇよ」

土井原「何に使ったのかしら…。社長の悪い癖ね…」

日野浦「あーもーっ、あたしが買うっ！　自腹で買ってやるっ！」

土井原「それは止めたほうが良いわ。この部屋のサイズで業務用となると、４０万以上。
　　　　設置費を入れたら、もっとするわよ」

日野浦「え…」

関水　「ただいま」

金枝　「あぁ、関水君、おかえり」

日野浦「関水、クーラー買って、ってか買え」

関水　「……、濡れたＴシャツを素肌に着て風に当たれば、
　　　　蒸発時に熱が奪われ涼しくなる、と2chにあった」

江月　「お前も2chかよ」

土井原「それより、あれだけで何で話が繋がるのかしら…」

日野浦「あたし女だぞっ、そんな格好できるかっ」

金枝　「あぁ、私は賛成。今すぐ女子社員は濡れＴシャツ、社長命令っ」

土井原「セクハラです…」

江月　「あんた１人でやれ、見たくないが」

関水　「他には、この炎天下に走る。体が夏モードに切り替わり、耐性ができる」

日野浦「えー、そんなのやりたくねー」

金枝　「日野浦ちゃん、五月蝿いから走ってきても良いわよ。その分お給料引くけど」

江月　「社長が行ってこい、無駄遣いが」

土井原「そうね、本当困るわね…」

関水　「なら、これをやろう」

日野浦「へ？　ドライアイス？　あー、これは良い、マジ涼しー」

関水　「ふむ、これで調度か」

土井原「何が？」

関水　「社長、先方からケーキを頂いてきました、１人分足りませんでしたが、解決しました」

金枝　「あら、南郊外のケーキ屋さんのじゃない。でも足りるの？」

関水　「日野浦はドライアイスで良いそうです」

日野浦「ちょ、待てこらーっ」