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零私記

狼逃苦肉の策でブログになった

カウンター・ホラー

 映画、「シャッター」見てきた。
何で見たか、というのを、説明させていただきます。

1枚の写真から全てが始まる、という宣伝に騙された。

外国映画なのに、日本が舞台というのに惹かれた。

単なる、謎解き、サスペンスだと、思っていた。



どこで、その間違いに気づいたか、説明させていただきます。

年齢制限がある事に、多少なり不信感を抱いていた。

中々、核心的な写真を取らないのを不思議に思っていた。

そして、日本的描写で、それが演出されてしまった時、既に遅し。


ホラー映画だった。

山道で道に迷った主人公が、ハンドルを握りながら地図に目線をやった次の瞬間、
車道に飛び出す、白い女性。 そして轢く、ダメ押しとばかりに、乗り上げ骨の折れる音。

もう、いきなりでしたよ。
そこまでするか? っていう轢きの演出で、人体の限界に挑む巻き込み。

で、何故かその後、すぐに動き出す対象、通り過ぎた車をのそのそ追いかけようと…。

この時点で、もう、あうあう。
でも、まだホラーだとは気付いてなかった。

轢いた後にも関わらず、死体が消え、警察の調べでも何もでない。

元の観光に何とか戻って、ロッジで記念撮影。 そしたら、

心霊写真。

あぁ、ホラーだ、これホラー映画だよ。
と、遅まきながら、気付いた。

本当、酷かった。 精神の限界だった。

鏡だのガラスだの反射した先には何か張り付いてるし、
だんだん、リアルに身辺を、何か、が動き回るし、

シャッターチャンスっ! に一瞬だけ登場しては消えていく。


もうやめてくれよっ! それ以上、動くなよっ!
って、叫びだして、映画館飛び出して帰りたくなった。

ただ。

ただ、ホラーと分かった瞬間から、この映画が仕掛けたトリックを見破った。
あぁ、本星はこれだな、と。 そっちと見せかけてこっちな訳だ、と。

だけど、その割、幽霊の挙動が一部おかしい。
明らかに、意に反してる部分がある。
まぁ、エンディングの結果からして、かなり器用な幽霊だと思われるので、
実は全然OKだったのかもしれない。


それと、全体的に演出がアメリカ。
ホラーパーツとしての日本が出てくるだけで、ようは洋画。
幽霊が日本人=奥菜 恵、ってのも狙ってるだけだろうと思う。

まぁ、奥菜恵がエロくて良かった、とは思う。
顔つきが変わって見えるのは、メイクのせいだろうか?
実に地味で、かなり好き。
まぁ、キャラコンセプト道理にメイクされただけとは思うが。


つか、デトロイト・メタル・シティにも同じポジションで出てる人がいて、
んー、正直、ホラー半減。 まぁ、その一瞬でしかなかったが。


総じて、見る必要なし。 落ち着いて見れば、底の浅さがうかがえる。
しかし、レイトショーで見てしまって、効果抜群っ! になった私はどうすれば…。

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