零式狼 feat. 零式梟 対談「夏」
梟「クリスマスかぁ」
狼「はぁっ!?」
梟「だからクリスマスだよ、クリスマス」
狼「いや、だから何でクリスマスなんですか。5ヶ月も先ですよ?」
梟「あのなぁ、考えてみろ。クリスマスと言えば何だ?」
狼「うーん…、サンタ?」
梟「おいおい、サンタなんて小学生までだろうが。って事は12歳までだぞ?
世の中110歳までいるってのに、お前どんだけ少数派の味方なんだよ。
もう、どんだけー、どんだけー。天邪鬼も過ぎるぞ」
狼「いや、これは天邪鬼関係無いと思いますけど。
じゃあ、違うとしたら、ケーキとか? プレゼントとか?
あ、ひねって宗教の話ですか? だったら結構話せますよ」
梟「違ぇーよ、違ぇーよ。祝ってる時点で違ぇし、宗教とかお前頭固すぎ。
つーか、クリスマスの雑学自慢とかすな」
狼「それじゃあ、何ですか? もう思いつかないんですけど」
梟「これだからボウヤは。クリスマスと言えばそりゃあ、恋人だろうが」
狼「あぁ、そういう事ですか、なるほど。あの日本的な風潮のアレ」
梟「そうだ、あの全く因果関係が分からない恋人同士のアレだ」
狼「でも、宗教の話に戻りますけど、
クリスマスってキリストの誕生日だけでなく冬至とか他の神様の日とか、
色々混じってる生まれた行事なんですよね。
この冬至、つまり太陽の復活にかければ、
無理矢理ですけどアレと関係性も無いとは言えなくも無いような」
梟「だぁっもうっ、そういう話は良いんだよ、いらんいらん」
狼「はぁ、でクリスマスの恋人がこのクソ暑い夏に何か関係あるんですか?」
梟「いやぁ、思っちゃったわけよ。
キッツい太陽の下をさ、1人で歩いててふと、思っちゃったわけですよ。
あぁ、恋人欲しいなぁ、なんて、さ…」
狼「僕はフィギュアを眺めながらエロゲやってると、
あぁ、恋人は必要ないな、って思います」
梟「……」
狼「そこで黙るのは展開が王道くさくて嫌いなんですが?」
梟「いやだって、そこは『何を今更』とかツッコむ所であって、
まさかボケで返してくるとは思わなかったもんでな、
いやボケではなさそうな所が尚更タチが悪い」
狼「だって、僕だって夏にはそういう事考えますよ。
でもね、でも正直ね、エロゲで十分ですよ、インドアな恋で良いじゃないですか」
梟「インドアて、どんだけインドアだよ、どんだけー」
狼「やっぱ夏には明快で爽快なストーリーが良いですよね。
暑い中、NTRとか、さすがの僕も体力がもたないですね」
梟「あれ、恋人の話だったのいつの間にオススメのエロゲ話に?」
狼「夏がテーマのエロゲなら、やっぱ片田舎が舞台ってのがかなりハマリますよね」
梟「あぁ、分かる分かる、山とか海が近くにあったりな、っておぃっ」
狼「そうなんですよ。かと言って、高原とか温泉ものは違うっていうか何て言うか」
梟「あぁ、微妙に『夏の暑さ』ってやつが伝わって来ないんだよな、
ってか温泉って陵辱・調教ものが多くないか?」
狼「あれ、もうツッコまないんですか? まぁ良いですけど。
そうですね、僕も温泉もので陵辱・調教以外のものは知りませんね。
ってか夏ならやっぱりホラーが欲しいんですけどね」
梟「ホラー? そんなの、最近ようやくエロゲにメインに進出した感じじゃないか?」
狼「そうですね、俗に言うヤンデレってやつですか。
こういうジャンル区分ができる前は狂気もの的な感じでのはあるんですけどね。
でもそういうのでなくて、本格的なやつが欲しいですね、かまいたち的な」
梟「いやそこまで行くと最早エロと結びつかなくないか?」
狼「そうでもないですよ、狂気の中だからこそ、燃えるもんでしょ、アレは。
だいたい、折角18禁なんですから、思いっきり殺人シーンを入れれば良いんですよ。
一般ゲーですけど、シャドウハーツなんか良い例じゃないですかね。
首の骨折れた血まみれの頭部とか、ナックルが顔にめり込んでたり、
人喰いの村とか、本気でマジな怪談をフルボイスで登場させたり。
そんな中でも下ネタ・パンチラが登場するっていう凄く素敵バランスなゲームですよ」
梟「あぁ、言われれば確かに、1は夏に向いてるゲームだな。
倒した怪物の魂に浄化するまで追われ続ける、っていう恐怖感も良いし、
戦闘も化け物相手に正気を保っていられる間に倒せ、っていう緊迫感も良いね。
そんな中、連打不可の目押しで戦闘なんだから、斬新過ぎる感バリバリ。
でもあれ、一番怖いのは主人公の顔のテクスチャだから。びっくりするぐらい、不細工」
狼「何かもう、夏何だかんだ言っておきながら、結局シャドハの宣伝になってきましたね」
梟「ああ、うん、もう良いよ、恋人とかもういいや、俺もう1回シャドハやるわ」
狼「そうですね、みんなもやろうね、シャドハ。廉価版も出てるよ。
僕もやりたくなりましたね、まぁ今のエロゲやってからですけど」
梟「結局エロゲかいっ!!」