自分の能力が多少なり活かせて人のためにもなってお給料ももらえて職場は地元で転勤無しで今後30年は仕事が無くなる事は無くあなたを優先的に雇ってくれる、そんな職があったらどうしますか。
誰かより楽をしたい、という気持ちはある。だけど、誰かを犠牲にしてまで自分が楽をしようとまでは思わない、という気持ちもある。それに、誰かの役に立ちたいという気持ちもある。
だから、自分に合った能力の活かせる仕事に就きたい、楽に稼げる仕事がしたい、という気持ちもあるのだけれど、誰かの役に立ちたい、誰かを幸せにしたい、そんな事ができれば良いな、とも思っていた。
全部を満たす仕事があればそれに越した事はないけれど、数学と違って完璧な物を作るのは難しい事で。何かを諦める必要性という物があって。自分の人生ではあるけれど、何を諦めるのか、何かを犠牲にしてしまうのか、そういう事を決める責任は負いきれそうになかった。だから、そういう事もあって、いつまでも就職活動を本腰になって取り組めないでいたのだけれど。
でも、誰かを幸せにできるという事は、とても素晴らしい事なんじゃないだろうか。
馬鹿な生き方だと笑われたって良い。自分の利益を考える事を悪いとは言わない。皆はその人生で構わない。何が悪くて何が良いのかなんて、簡単に答えなんて出やしない。
私は私の人生を生きる。
何もわからない世の中で、たった1つ分かることは、私は私であるという事。責任とか損得とか、そんな事はとりあえず生きてみてからしよう。死ぬ時に自分の人生、振り返ってみれば良い。反省はそれからだ。でも、きっと後悔はしないはず。
必死に生きる事は、無駄なんかじゃない。
どんな選択をしたって、生きていく事だけは、間違いではないんだ。
だから私は、踏み出す。