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零私記

狼逃苦肉の策でブログになった

情報譲歩幇助放っとく、東京特許許可局なノリで

情報の増大と更なるネットワーク化
それにより検索が必要不可欠な物となった時代、より更に後の時代

あらゆる情報を、あらゆる意思により検索可能となり、
検索は個人情報から世界情勢、さらには宇宙の物理情報まで、ありとあらゆる物の取り込んだ
                                           システム
全てが情報化され、直ちにネットワークに流れる風潮
スタンドアローンなどという物を論理的に不可能にしてしまった検索を
犯罪などの悪意に悪用されぬよう、グローバルに規制しようと世界が動き出した

                                ユース

Universal Search Standard 、通称USS

犯罪に繋がると思われる検索ワード、または検索目的が一切禁止
またそれらを可能とする検索アルゴリズムの作成、公開の禁止
取り締まりは、皮肉というか、やはりというか、全てを取り込んだ検索によって行われる

完璧なシステム故に、USSから逃れる術は無い
だが、それでも人はタブーに触れる
なぜなら、違法合法に関わらず全てが、情報化されているのだから


と、NHKだかの Google 特番を見ながらここまで考えて、つまった。
この手の世界を縛る設定を作れば、必然的にそれに反発する立場が必要になる。
それが主人公なり、ヒロインなり、主人公の仲間か何か、それとも存在のみ登場か。
どれにしろ、不可能な気がしてきた。
だって、どうやったってスタンドアローンが不可能なんだもん。
この論理を仮定した場合、それをやぶる論理が見つからない。
このファンタジーな設定をさらに超える設定を作らない限り。 でもそれ痛い。
まぁ、現状でも痛いんですよ。
ネットに繋いでなくても、HDをスキャンして流れる、とかって設定だから。
常時、情報化、ライブラリ化、アルゴリズムの最適化を行うどっかの機械。

んー、つまりこの機械に認知されない人間、とか出てくれば良いわけ?
その人間が除外されてしまった過去の物語、とか。
主人公が語り部で、その人物と出会ってしまう、というストーリーとか?

待て。
全ての情報が集積されるという事は。
ある情報がある。 ある情報がある、という情報がある。
ある情報がある、という情報がある、という情報がある。 ……
となって、機械は一瞬でパンクしますね。
まぁ、全て、といった時点で無限個な気もしますが。
まぁ、そこをカオス理論か集合論で解決できるようなアルゴリズムでも誰かが作ったという事で。

というか、もし、完全に世界が情報化したのなら。
それは現実と等価、同等、イコールなわけだ。
だから何だ。

ってか、全てが情報化されたら、全てが情報化されたという情報ができて。
いつまで経っても情報構造的内包が続いて。
全てを含む情報、という物が作れない。 なんかどっかの天使の青い箱パラドックスみたいだが。


まぁ兎に角そんな話を考えてやめた、と、そういうお話。
それと Google さんの言う、
検索するには誰かが情報を提供しなければならない、
ってのは、確かにその通りだな、と思った。 だからと言って強要するのはどうかと思うわけだが。
人間なんてバカなんだから、放っときゃブログみたく情報垂れ流してくれますよ。
って事で、私のこの話で誰かライトノベル書いてくれないかな、と思う次第。

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HN: 零式狼

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