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零私記

狼逃苦肉の策でブログになった

グランディア



GRANDIA
テーマ  〇
キャラ  △
ストーリー△
戦闘   △

冒険者という王道の格好良さ、分かりやすさで惹きつけられるものがある。
ギャグ、しんみり、感動と色々詰め込まれていて、まさにシネマティック。
メインキャラたちは中学生の年齢で構成されているが、行動は幼い。
なのに、冒険に付き物と思われているのか、ラブロマンスが多発する。
このギャップで感情移入が所々難しい。
PS版では愛と夢、がキャッチコピーに変更…。
IPゲージとフィールドを移動しての戦闘は画期的なバトルシステム。
RPGなのに、攻撃も防御もしない、ただ移動するだけというコマンドが意外なほど戦略性をもたらす。
だが、それを理解していないと簡単に全滅もする。
運が悪いと一切行動できずにハマり死にもする。
今やっても泣ける良いゲーム。


GRANDIA Ⅱ
テーマ  △
キャラ  △
ストーリー△
戦闘   △

神と悪魔、宗教と信仰の話なので全体的に暗い。
ガンガン進んでいく活発な冒険ではなく、悲しみと過去の因縁で進んでいく。
主人公の生い立ちが後半にならないと明かされなかったり、終盤で宗教の前提が崩れたり、
感情移入もキャラの感情もめちゃくちゃで乱高下する。
悪く言うと地味だが、良く言うととてもリアルな人間味はあるかもしれない。
ストーリー展開はほぼⅠの使い回しの印象を受けるが、神やボスの設定は意外性があって面白い。
技や魔法以外に付け外し自由のスキルが登場した事で自分好みにカスタマイズできるので楽しい。
しかし、魔法を使うたびにムービーが流れる(スキップ不可)ので非常にテンポが悪い。


GRANDIA XTREME
テーマ  ×
キャラ  ×
ストーリー×
戦闘   △

ストーリーとかキャラとかはついでで、ただひたすらアイテム集めするやり込みゲー。
単なるキャラ紹介を兼ねたとってつけたような本編ストーリーをクリアした後に出てくるオマケダンジョンがメインと言って過言ではない。
このダンジョンが自動生成系100階層の迷宮になっており、アイテム収集率100%を目指す事になる。
これまでの作品ファンには不評だが、やり込み系が好きな一部の人には評価されている。
ただし、数百時間程度では達成不可能、1000時間超え当たり前、数年がかりでクリアする超マニア向け。
複数人による合体技が初めて実装されたが、アイテム収集するためにパーティほぼ固定となるので、大半が出番なし。


GRANDIA Ⅲ
テーマ  〇
キャラ  ×
ストーリー×
戦闘   〇

冒険が帰ってきた。空をテーマに、ハイクオリティなグラフィック、イメージにぴったりの格好良いテーマソング。
ムービー見るだけでわくわくと高揚感が止まらない作品。
しかし、蓋を開けてみると内容のギャップに落胆する。
まず、キャラの声に声優ではなく役者を多く起用しているため、演技が空回りしている。
キャラクター全員の性格が崩壊レベルで情緒不安定。
発言が文脈と関係無さ過ぎて、バグを疑われたほど。
ストーリーから予想される内容の1/3しか実装されてないんじゃないかと思うほど薄っぺらく高速で話が進行する。
理由も分からず次の街、次のダンジョンに連れていかれ、行ってもやっぱり分からない。
テーマが空なだけあって、空中コンボが実装。グラフィックも相まって爽快感がある。
シリーズ恒例の隠しダンジョンは無く、やり込み要素はゼロ。
ちなみに、端折られすぎてよく分からないストーリーや突然いなくなる仲間たちについて小説版で説明がなされる。読まないと理解できない。

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