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零私記

狼逃苦肉の策でブログになった

ネットのレビューに音楽が良かったです、って書いてあって、確かにそこしか褒める所無いなって笑ってしまった

YouTube 見てたら気になるアニメ見つけて、思わず DVD を買ってしまったのだが。
壮絶に宣伝にだまされた感マジ盛り MAX 。
いや、”感”じゃない決定事項だ。


私好みのイラストレーターがキャラクター原案してて、

私好みのバンドが OP 曲を担当してて、

私好みの舞台設定で、

私好みの、アクションシーンというセールスポイントを PV & CM で押し出してて、


ここまでそろってるアニメを、どうして今まで知らなかったんだ、っていう。
ここまでドンピシャな事ってあるか? いや無いぜっていう。
全然有名になってないの何でなんだぜ、っていう。
バンドの YouTube チャンネルからたまたま辿り着いたのが奇跡のようだ。


で、届いてすぐ見始めた訳なんだが。
全話数のうち半分まで見た所で、「あれ、おかしいな、いや後半から来るに違いない」。
最終話まで見終わった所で、「なんじゃこりゃあああああああああああああああああ」。


何がすごいって、(厳密には何が駄目か)、
売りにしてるアクションシーンが明らかにおかしい。

主人公と敵が初太刀で剣を打ち合ってつばぜり合いになり、そこから何と、

延々と会話シーン!

しかもそのまま回想シーン!

ようやく終わったと思ったら主人公が敵を貫いてて、それでエンド!


アクション!? アクションはどうした!?



こういうのが1回だけならまだ許せるよ、でもそうじゃない。
全戦闘シーンがこのパターン。
初太刀を受けたりしのいだりして、会話して、そして終わる。 何と最終回も。

びっくりする。 びっくりした。


キャラも音楽も設定も素晴らしいのに、内容がクソ。
あまりにも、あまりにもあまりにもなので、思わず監督の作品歴を調べてしまった。

聞いた事も無い、めっちゃハートフル人情アニメしか作ってなかった。


どうしてこんな殺伐としたアクションアニメ作ろうとしたんだてめぇはっ!
しかも結局ただの人情話になってるじゃねーかよ!


キャラクターたちに色々と面白そうな設定とかあるんですよ、結局関係無いっていう、むしろ脇役たち1人も居なくても話進んだろっていう。
主人公が実は人間じゃなかったとかあるんだけど、全然関係無いの、しかも正体明かされないの。
舞台設定とかめっちゃめっちゃ発展しそうなに、全く関係無いの、むしろどんな設定だろうとかまわなかった。

だって主人公の気持ちというか心情というか人間関係とかのお話なんだもの。

その組織の存在意義は? 舞台設定の意味は? なんでそのヒロイン登場させたの?



もうね、宣伝に悪い意味で騙されすぎて、逆に斬新だわ、って思うぐらいひどかった。
こりゃ有名にならなかった訳だわ、知らなかったの当然だよ、っていう。


最高の食材たちを用意されておきながら、「私が作ってきた特製ソースを単品で小さじでなめてみて!」
って言われた時の気分なんじゃなかろうか。
え、そっち? っていう。



こんな感想だけで日記書いちゃうぐらい衝撃的でした、察してください。

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