水平線までの距離、という数学トピを見つけた。
自分の身長を、a(km)
地球の半径を、r(km)
とすると、地球上の水平線までの距離bは、
b=((r+a)^2-r^2)^(1/2)
a=0.00175(175cm)、r=6378.1(赤道半径)、とすると、
b=4.7247・・・
よって、約5kmぐらい。 おっそろしく近い。
私の家から大学まで、ぐらいの距離だ、直線距離で。
いやいや、水平線の雰囲気ってそんな近くないだろ、って事で。
大気も含めた水平線までの距離を考えよう。
大気の厚さを、R(km)
とすると、地上水平線から大気の端までの距離cは、
c=((r+R)^2-r^2)^(1/2)
r=6378.1、R=100(NASA式大気)、とすると、
c=1,133.852・・・
よって、大気まで含めた水平線までの距離は、
b+c=1,138.577・・・
身長は誤差の範囲だし、計算しても結果は1kmも変わらないので、
だいたい、1,138km
これこそ、水平線の果てしなさよ。
地球って、でっかいなぁ。
夏だし、良いテーマだろ?
誰かと海を眺めながら、この知識、披露してどうぞ。