火星大接近、2018年7月31日。
というニュースを見ていたら、うちの大学の教授が解説してた。
あんたまだ職についてたんか、ていうか老けたなおい。
それで思ったが。
我が理学部は、理学部なだけあって、すごい設備とか装置とかある訳で。
しかし、そのほとんどは、一部の関係者しか使っていない。
大半の学生が大半の設備を見ないで卒業していく。
私が在籍中は、科学のいちジャンルのみで終わらないよう、
他学科(数学なら物理、化学等)の講義も履修が義務付けられていたが。
学問はどの分野も相関関係があるので、この取り組みは非常に良かったのだが。
如何せん、座学のみで終わってしまうのだった。
設備や装置を使ってのあれやこれやは、体験できない。
はっきり言って、講義枠、めちゃくちゃ余りまくって暇なレベルなので。
学部内網羅ツアーとかやってほしかった。
数学専攻の私は、PC と蔵書に囲まれて6年間が終わった。
理学部専用の書庫、の巨大さにビビったぐらいか、驚きは。
理学部棟の中心に、拭き抜けの巨大な空間があって、そこにびっちり本棚が。
その間を工事の足場程度の物が張り巡らされている、という収納第一世界。
あぁ、院生で PC 活用してたの、私だけか。
院生が自由に使える PC 用意されてるのに、いつも1人だったな。
解析専攻だけど、代数専攻の友人のゼミの行列を求めたのは、私の C 言語だ!
なかなかにハードな数学生活だったけど、
こうして思い出してみると、楽しかったよな。
さておき。
5760万kmまで接近するそうだ。
ここまで接近、次は2035年の5690万km。
望遠鏡が無いとよく分からんレベルですけどね。
この接近時以外は、望遠鏡でもよく分からんそうですよ。
お子さんがいる方は、自由研究にでもどうぞ。