映画、
溺れるナイフ、見てきた。
これはすごい映画だ!何よりまず先にこれを言わねばならない。
それぐらい、衝撃を受けた。
原作は、ジョージ朝倉の少女漫画。 もちろん、読んでいる。
ジョージ朝倉は独特な雰囲気の作風で、前から気に入っていた。
溺れるナイフは、その中でも結構、少女漫画よりだと私は思っている。
その映画化。
にも関わらず。
そこら辺の、少女漫画を映画化した青春ラブコメ、
ではない!まるで、20世紀の映画を見ているようだった。
情動? パッション? みたいなもんがあふれまくってるし、
画や演出が、無駄のない幻想さがある。
それでいて、ポップでパンクなギミックも出てくる。
もはや、映画の完成形じゃないかと思った。
もはや、映画の完成形じゃないかと思った。
もはや、映画の完成形じゃないかと思った。
内容は、原作の半分ぐらいまでのイベントをピックアップしていった感じ。
しかし、そのつなぎ方とかタイミングとか、原作を越えるクオリティ。
まぁ、はっきり言って、別の作品になってるわけだが。
正直、主役2人をよく彼らにしたもんだと驚く。
元キャラとはイメージが違うのだが、まとっている雰囲気が作品の質を上げている。
だいたい、菅田将暉が中学生役て…、頑張りすぎやろ。
少女漫画だと思って見に来たカップルは、これを見て一体どう思うんだろうか。
はっきり言って、昭和生まれのオッサン向けな気がしてならない。
宣伝ポスターをよく見てもらいたいが、どこか変だろ?
それがこの映画の正体かもしれない。
ここまで熱い衝動を感じる映画は、今まで見たことない。
面白いとは違う。 すごいに尽きる。
歴史に残るゲームがあるのなら、歴史に残る映画はこれだろう。
見に行かなくて良い。
私が見れば十分だ。