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零私記

狼逃苦肉の策でブログになった

社員の存在とは何か、社畜です、それ以上ではありません、考えたら思うつぼ



 映画、エクス・マキナ、見てきた。
SF好きなら、絶対に見なきゃいかんのだろうな、という強迫観念。

 ネット検索会社最大手社長宅へ社員が招待される。
その理由は、社長が作ったAIのテスト役をするためだった。


 SFは、セックス アンド ヴァイオレンス、である訳ですが。
それが成し遂げられていないような? と思った所で。

これ、主人公はAIのほうだったのか、という。

ストーリーは社員の立場で展開していくんだが。
ラストで、立場が入れ替わる。


 つまりですね。
SF知らない人にも知ってる人にも、分かりにくい話になっている。

AIと機械と人を見分ける理論みたいな物が出てくるが、
どうなったら正解なのかまでは出てこない。

だから、劇中の”AI”がAIなのかは、私は正直分からない。

という議論が劇中であまり交わされないのが、不満。


その”AI”が何者かに関わらず、その行動の目的は何か、という話でしたね。


まぁ、つまり、その行動こそが、AIである証明になるんでしょうけど。

劇中の行動すべてが、目的のための、演技だった、という事で、
それはもう、AIじゃん、っていう。


あ、違うか。

社長がAIに間違った目的意識を植え付けたから、こうなったんだよな。

だから、それがAIか機械か人間かは判断できないんだよ、やっぱり。


 なので、結局何がしたいのか良く分からない話。
もっとアグレッシブにAI論に踏み込んだり、人間と人型の醜い関係とかない。

解説も足りない。
あのシーンでこうなって、それでこう考えたから、こうしてるんだよ、っていう。
SF初心者はこれ見て、いったい何を楽しめっていうのか。

あと、やっぱり予告詐欺な、これも。 あの映像のつなぎ方は誤解するわ。



一般の方には芸術作品のように見えるかもしれない。
SF愛好者には消化不良。

それでも良いなら、見てみるが良い。 そうじゃない、から。


あ、紹介見たら、これ、ジャンルがSFじゃねぇ。 マジか。

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