映画、
秘密 THE TOP SECRET、見てきた。
予告、記憶読むなら、秘密なんかある訳ないじゃん、この映画おかしくね? っていう興味。
見たら、全くその通り、何が秘密なんだか分からなかった。
SFとしてもミステリーとしても、全く完成していない、つまらない映画だった。
システム。
死んだ人の脳を電脳化して、記憶を再演算、視覚だけ取り出せる。
あくまで個人の主観的記憶なので、犬を見ていても猫だと思ってれば、猫データしか出ない。
ただし、死ぬ瞬間とか殺す瞬間とかいう究極場面の脳内麻薬が致死量状態も再現するので、
自分の脳に直結して再現すると、意識に影響を及ぼすレベル。
という前提があるのだが。
なぜ捜査員が犯罪者の記憶を見て、死ぬ事になるのか、
なぜその記憶が主人公の”秘密”になるのか、
それにからんで、なぜ殺人事件が連続するのか、
全く分からない。
あと、とにかく、怒鳴る。 みんな怒鳴るから、全く感情移入しない。
銃声もデカい、無駄にデカいし、唐突にノーモーションで撃つから話に集中できない。
原作の改悪だ、ってどこかの教授が公式発言してたのも、みんな納得だろうね。
上映時間も2時間半とか、無駄に長い。 そのくせ、エンディングの意味が分からない。
びっくりするぐらい得るものが無い。 見るだけ損する疑いがある。
あぁ、分かった。
最後まで秘密を明かさないから、”秘密”なのか。
そんな映画見て、誰がおもろいねん…。
という事で。
見るな。 これは命令だ。
女性限定に販売します、は差別だ、と思う方にだけ販売します。
というのは、差別になるのかな。 商売上許されるかな?