映画、
スキャナー 記憶のカケラをよむ男、見てきた。
サイコメトラーEIJI 的な? そんな話? サスペンス & コメディ? 的な? と思って見た。
ま、つまりですね。
揺れてる物を触ると一緒に体も揺れるよね。
熱い物を触ると熱いですよね。
人の記憶や思考が周りの量子に影響を及ぼす。 とする。
その量子の状態を読み取り、記憶と思考の部分だけ、自分の脳で再現する。
という仕組みと設定のようです。
で、この設定から発生するストーリー上の制限。
・生きてる、つまり、思考してリアルタイムで量子改変してる状態からは読み取れない
・記憶とは都合良く作られる物なので、読み取った物が、正しいとは限らない
・あくまで記憶と思考だけ読み取るので、それが誰の物なのかは分からない
超能力による推理ものでは、読者の裏をかくために、このような制限が用いられますね。
正直、こんだけ制限あったら、読み取る意味無いんじゃね? ってレベルだが。
まぁ、そこには目をつむっていただくと、ストーリーとしては面白く進行していきます。
ただ。
演出が地味なので、映画としてこれで良いの? っていう。 低予算なの? っていう。
そして、萬斎も宮迫も、役というか演技にハマってない気がする、多分に。
なので。
時間があったら見ても損しない映画でした。
というか。
日曜の映画館、駐車場はいっぱい、受付には行列。
なのに、50人入るシアターに私独りきりで映画見てる、という。
私が早く来たから? 今から来るの? いいえ、誰も来ません。
うるさいヤツが一緒なのも大概嫌ですが。
独りなのも、落ち着かんもんです。
ホラーじゃなくて良かったよ。