映画、
ハーモニー <harmony/> 見てきた。
原作は相変わらず読んでない。
Wikiみると、若干、エンディングの解釈が異なるようだ。
とりあえず、アニメーションがSTUDIO 4℃という事で期待して見た。
で、内容。
ハーモニーという、脳に、意識なくして合理的選択だけさせるようにするプログラム。
という危機に立ち向かう、と見せかけて、とても個人的な願望のお話。
主人公トァンが、何を欲していたのか、を考えると、エンディングも納得。
逆にラスボスのミァハは、何がしたかったのか、よく分からなんだ。
あと、殺人の強要とハーモニーの関連性が分からない。
生ぬるい現体制と”自意識”から脱却できる人間のみ、ハーモニー化する、って事かな。
で、全体として。
前回の屍者の帝国より、話の展開が分かりやすい。
絵もSTUDIO 4℃らしく、ぐりぐり動くので見てられる。
あと、PG12らしく自殺シーンが盛りだくさん。
R.O.DのOVAよりも多いし、自殺者目線もあるので注意。
(前作に引きずられて、また比べてしまう)
結局、派手さが無かったかな、穏やかなSF、って感じ。
つまらない、最高っ! どちらでもない、中間のちょい上?
SFに慣れてるかどうかで、好みが分かれる作品ですね。
ところで、映画化最後の「虐殺器官」、アニメーションがmanglobeだったんですね。
ところがどっこい、経営破綻し現在破産手続き中という事で、公開が無期延期。
一応、2016年完成予定らしいが。
manglobeといえば、
「サムライチャンプルー」「ergo proxy」「GANGSTA」でお世話になったのに。
私の肌に合う会社だったのに、残念だ。