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零私記

狼逃苦肉の策でブログになった

数学な話 指で数える

 子供が足し算の時、指を使うので足りない、とか聞くけれど。
実際、指を最大限利用すると幾つまで数えられるのか。
以下、指の折り曲げはどの指も自由であるとする。

◆平凡に考えて、両手10本で、10まで。
 単純だが、それ故にわかりやすく、間違いが無い。

◆それぞれ折り返す事で、両手で20まで。
 一般的だが、N と 10-N の形が同じなため、正確さに欠ける。

◆片手で折り返し10、もう片手を10ごとに1カウント、折り返しで100まで。
 一般的で、大概の場合はこれで間に合う。 しかし、さらに正確さが無くなる。

◆指を立てた状態を0、曲げた状態を1とし、2進数計算。両手で2の10乗-1=1023まで。
 工学部的思考か。しかし、正確であり、数も大きい。

◆上の物に半折り曲げを導入し、3進数計算。両手で3の10乗-1=59048まで。
 ノーコメント。

◆折り曲げ角をN-1個に分割、n番目をn+1とし、N進数、Nの10乗-1まで。
 ……。

◆上の物を無限個に分割、無限個まで。
 …こっち見るな。
 ただし、最初の指で既に無限個であり、また、それも数えきる事は出来ない。
 しかし、数学的にはまだ、数えられる。

ここで、手を2次元上に拡張し、さらに、手首を導入する。

◆上記の物で、手首の回転を無限分割、無限個×無限個。
 うん、数学的にも数えられない。

ここで、手を3次元上に拡張し、手首の替わりに、腕を導入する。

◆上記の物で、手を向ける角度をθ∈[0, 2π] φ∈[0, π] で表し、無限個×無限個×無限個。
 数えたくない。

ここで、肩を(ry
ここで、全身を導入し、立ち位置を(ry

 なんかもう、指からかけ離れてますが。
でも指でも十分でっかい数を表せますねー、って話。
もちろん、5分割とか見分けるのが不可能ですけどね。
がんばれ、小学生っ!

まぁ、数えられるけど数えられないっていう、変な状況が面白いと思いませんか?

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