仕事をしながら、ふと思いついた、数学の問題。
クイズという意味の問題ではなく、研究できそうという意味の問題。
「2,9」:={x∈N|2n+9m,n∈N∪{0},m∈N∪{0}}
={2,4,6,8,9,…,t,t+1,…}
「3,8」:={x∈N|3n+8m,n∈N∪{0},m∈N∪{0}}
={3,6,8,9,11,12,14,15,16,…,t,t+1,…}
「4,7」:={x∈N|4n+7m,n∈N∪{0},m∈N∪{0}}
={4,7,8,11,12,14,15,16,18,19,20,21,…,t,t+1,…}
「5,6」:={x∈N|5n+6m,n∈N∪{0},m∈N∪{0}}
={5,6,10,11,12,15,16,17,18,20,21,22,23,24,…,t,t+1,…}
という。
ある2つの数字の倍数の和が、ある所から以後全部の数字になる。
「x,y」のxとyは互いに素、が条件(その証明は簡単なので省略)。
何で途中から全部いけると断言できるかというと、
z=min(x,y)とした時、z個連続で発生すれば、t,t+1,…,t+(z-1)に対して、それぞれzを足せば、t+z,t+z+1,…,t+(2z-1)、で以後同様。
それを踏まえて、例を見てもらえれば分かる。
何でこんな事になるのか、証明は思いつかない。
パターンというかタイミングがあるのは分かるけど、思いつかないのでパス。
その証明ができれば、何番目から発生するのか、も証明できるんだろう。
あるいは、その時の(n,m)に着目するのも面白そう。
そこで気になるのが、「x,y」に規則性があるのだから、
N\「x,y」にも、何かしら法則がでるのではなかろうか。
N\「2,9」={1,3,5,7}
N\「3,8」={1,2,4,5,7,10,13}
N\「4,7」={1,2,3,5,6,9,10,13,17}
N\「5,6」={1,2,3,4,7,8,9,13,14,19}
本家と違って、こっちは有限個しかないわけで。
とか、ここまでやってきておいてなんだが、これって、
min(x,y)×n mod max(x,y),n=0,1,2,…
とやってる事同じなんだよな。
y進数のx倍速版、ってことだな。
そうなると、N\「x,y」に、あまり意味がなくなる。
まぁ、エイトクィーンみたいなもんだよね。
何か発見したら、教えて。