2018年8月11日のブログ で水平線までの距離を求めたのだが。
訂正の余地があるのではと感じた。
なにせ最後にNASAが定義する大気100kmを使用して計算しているからだ。
空は何色か、青だ。
ではその青を生み出しているのは何か、そう、レイリー散乱だ。
これがどこで起きているかというと、対流圏(地表から16km)なのだ。
ぶっちゃけ見えてると言えるのは、この範囲でしかないのだろう。
もうちょい考えるなら、青以外を若干吸収するオゾン層(地表から50km)、
を含んでもいいかもしれない(日没直後オゾン層により若干空の色が変わる)。
空を含む水平線までの距離をH(km)とし、
自分の身長を、a(km)
地球の半径を、r(km)
空の高さを、 R(km)とすると、
H=((r+a)^2-r^2)^(1/2) + ((r+R)^2-r^2)^(1/2)
a=0.00175(175cm)、r=6378.1(赤道半径)、R=16(対流圏)を代入すると、
H=456.78・・・(km)
R=50(オゾン層)なら H=804.91・・・(km)
前回1,100kmぐらいだったのが大分縮みましたが、それでも十分水平線の遠さが表せてる。
初めからこうしておけばよかったな。
青く見えてる水平線はだいたい500kmだよ、地表だけだと5kmだよ、
そう周りに言っといてください。
空が青いのは、目の前を含む空間が青だけ散乱させてるから。
夕焼けが赤いのは、青がレイリー散乱し尽して赤しか届かないから。
一部だけ赤くて他は青い夕焼けは、他方向からも光入って来てるんだからただの青散乱。
雲が白いのは、ミー散乱で全色飛び散って結局全色混じってるから。
雲が黒いのは、光が通れなくてただ影になってるから。
火星は大気ほぼ無くて塵が舞ってるから日中は赤が散乱して空は赤い。
逆に火星の夕焼けは、赤が散乱し尽して青い。